ケンダル・ジェナーが再燃させるペプラム：愛憎渦巻くファッションの最新解釈

ペプラム。愛されるか嫌われるかの分かれるファッションアイテムですが、スーパーモデルのケンダル・ジェナーは熱烈なファンの一人です。フィレンツェ・ピューやマーゴット・ロビーといった女優陣に加わり、ケンダルは金曜夜の パリにて、ペプラムを取り入れたスタイルを披露しました。

ロレアルのキャンペーン撮影でパリ滞在中のケンダルは、夕食にレッドカーペットばりの装いで登場しました。ウエストラインを強調した、情熱的な赤のスカートスーツです。上半身は、構築的な襟とコルセット風のボディスが特徴的なジャケット。赤いボタンがアクセントとなり、そこから大胆に広がるペプラムが目を引きます。下半身は、ジャケットと同じ色合いのタイトなペンシルスカートで、洗練されたシルエットを強調しています。

アクセサリーには、黒のスクエアサングラス、黒のハンドバッグ、シルバーのイヤリングをチョイス。

メイクは、ラフにまとめた黒髪と大胆な赤リップがポイントです。顔まわりには毛束を残し、フランスらしいシックな雰囲気を醸し出しています。

ケンダルは自身のインスタグラムで、豪華な家具に囲まれたホテルの部屋や、隣にテキーラブランド「818」のボトルを置いた車の中で、このフレンチシックな装いの全身像を披露しました。投稿には「 パリ」というキャプションが添えられ、ミラーセルフィーや、人気イタリアンレストラン「Loulou」でのグループディナーの様子も収められています。

なぜ今、ペプラムなのか？

ペプラムは2010年代初めに流行したものの、その後人気が落ち着いていました。しかし、ケンダルの今回の装いのように、現代的な解釈が加えられれば、再び注目を集める可能性を秘めています。

ケンダルのスタイリングの独創性

ケンダルの今回のポイントは、ペプラムスーツを単体で着飾らず、タイトスカートと組み合わせた点にあります。これにより、甘くなりすぎず、大人っぽい洗練された印象を与えています。また、赤という情熱的なカラーリングも、ペプラムの可愛らしさを中和し、エッジの効いたスタイリングに仕上げています。

日本人が取り入れるペプラムのポイント

日本人の体型に合うように、ペプラムトップスは短すぎない丈を選ぶのがポイントです。また、ボトムスはタイトスカートやスキニーパンツなど、すっきとしたシルエットを合わせるとバランスが取りやすくなります。

まとめ

ケンダルのペプラムスーツは、クラシックなアイテムを現代的に再解釈した好例です。ペプラムを取り入れた着こなしは、愛好家にとっては朗報と言えるでしょう。今回のケンダルのスタイリングは、単に流行を追うだけではなく、自分らしさを加えることで、ファッションを楽しむ姿勢を私たちに教えてくれます。